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メンタルヘルスブログ

メンタルヘルス 2021.07.14

職務内容の変化に注意

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職務内容の変化に注意

部署異動や転勤など

出典:写真AC



次に、「部署の異動」では、職場の環境や人間関係が変わる負担というのもありますが、異動先の職務内容もストレスの高低に関係してきます。

特に異動した先でそれまで経験したことがない業務をする場合、注意が必要です。
元の部署で培ったスキルを活かせないことで自信を喪失し、ストレスが高まることが多いからです。

これは出向や転勤、単身赴任などでも、同じことが言えます。

例えば大手企業の経理部門にいた社員が、中小企業の経理に出向になったとします。
大手企業の経理は会計業務でも買掛金だけを担当するなど、業務がかなり細分化されています。そういう仕事をしてきた人が、中小企業で会社の経理全体を見なければいけないとなると、前の仕事のスキルを活かせず、ストレスをためてしまうことがあります。
仕事の質・量が大きく変わることが、メンタルヘルスのリスクになるわけです。

転居を伴う転勤や単身赴任では、これに生活環境の変化も加わります。特に単身赴任では、孤立感や食事などの生活の変化もあり、ストレスから酒量が増えてしまい、アルコール依存や心の病のリスクが高まることは、前にも述べた通りです。

職場での「昇進・昇格」がリスクになるのも、管理職になったり、部下を持ったりすることで仕事の質・量が変わり、精神的な負荷が高くなるからです。

そもそも現場で仕事をさせると抜群に優秀という人でも、マネジメントが出来ない人、マネジメントに向かない人は一定の割合でいます。そういう人には、その人の能力を活かせる仕事で力を発揮してもらうことを考えるべきでしょう。

次は『最も難しい休職後の復職支援』についてご紹介いたします。

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最も難しい休職後の復職支援



出典:写真AC

仕事に関わる「変化」という点では、病気やメンタルヘルス牛腸による休職・復職も大きい変化の一つです。

「治療・療養をしたあと、元の職場・元の仕事に戻れば変化は少ないのでは」と思った人もいるかもしれませんが、残念ながら話はそう単純ではありません。

復職後の職場や仕事内容が変わらなくても、本人の体力や仕事の遂行能力が十分に回復していなければ、高過ぎる負荷になってしまいます。

こういう場合、休職前と同じように仕事ができないことに、本人も焦りや苛立ちを感じます。さらに「休んで迷惑をかけた分、もっと頑張らなければ」という心理も働き、結果的に無理をして再発、再休職となってしまいます。

では、無理のかからない業務や勤務体系に変更すればいいのかというと、「ただ簡単な仕事をあてがえばいい、というわけではない」と前出の吉村健佑医師は言います。

復職後にその人本来の能力に対してやさしすぎる仕事をさせていると、復職した本人は達成感を得られません。
また周囲からも次第に「あの人はラクな仕事でいいよね」「いつも早く帰っているし」と見られるようになり、周囲からの評価も、本人の自己評価も低くなってしまいます。それにより再度メンタルヘルスが悪化したり、離職に至ったりするケースもあると言います。

再発予防やスムーズな復職のためには、そうした配慮が重要になります。

心身の回復度をよく見極めて、復帰の時期を判断する。あるいは復職後のその人の心身の状況を見ながら、能力・経験に見合った仕事に少しずつ移行していく。

ただ、そのようなきめ細かな配慮は、一部の上司や人事担当者だけで対応できるものではありません。産業医などの専門家の助言を得ながら、組織の中で「休職から復職が安定するまで」のサポート体制を作っていく必要があります。


次は『メンタルヘルス不調を防ぐ、注意したい局面3』についてご紹介いたします。

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次回は「上司が注意するべき、部下の反応」についてご紹介いたします。

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この記事の監修


 


株式会社Avenir
代表取締役 刀禰真之介

株式会社メンタルヘルステクノロジーズ代表取締役。
デロイトトーマツコンサルティング株式会社(現アビームコンサルティング)、UFJつばさ証券(現三菱UFJモルガン・スタンレー証券)株式会社、株式会社環境エネルギー投資などを経て、株式会社Miew(現メンタルヘルステクノロジーズ)を設立し、代表取締役に就任。その後、同社の100%子会社としてAvenirを発足し、代表取締役就任。

【著書】
部下の心が折れる前に読む本

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