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メンタルヘルス 2021.06.17

注意したい局面は、良くも悪くも「変化の時」

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注意したい局面は、良くも悪くも「変化の時」

職場での変化に注意

出典:写真AC



「部下の健康やストレスを気遣うのが大事なのは、分かる。でも、チームの規模が大きくなると、全員を細やかに見るのは現実には厳しい。
自分も、部下の面倒だけを見ていればいいだけじゃないし・・」

今は上司自身も大変な量・質の仕事を抱えています。
そこで「部下の様子ばっかり見ていられないよ」そう思う上司がいるのはもっともなことです。

しかし、部下のストレスを”いつ破裂するかわからない爆弾”のように考える必要はありません。
常時、部下全員に細心の注意を払う必要はないのです。
そんなふうに、部下に心を砕いていたら、上司自身にストレスがたまり、メンタルが弱ってしまいます。

大切なのは、見るべきポイントを知って、そこにしっかりと目を配ることです。

仕事を続けていく中で、働く人のストレスはいつも同じレベルにあるわけではありません。
ある程度の範囲で高くなったり軽減したりという”波”があるものです。
そこで、もちろん個人差はありますが、多くの人にとってストレスの波が高くなるポイントというのがあります。
それは仕事の内容や環境などが「変化」する局面です。

職場での変化としては、入社、部署移動、昇進、降格、転勤、単身赴任などがあります。

また若い世代では結婚、出産といったプライベートの大きな変化もストレスになることがあります。
ストレスというと、一般にはつらいこと、嫌なことというイメージがありますが、就職や昇進、結婚などの嬉しいはずの出来事も実はストレスの原因になります。 良いことでも悪いことでも、「変化」とは、その人が慣れ親しんできたコンフォートゾーンを出てストレッチゾーンに入ることを意味します。

そのため、普段よりストレスが高まりやすいのです。

つまり、上司は部下の変化に着目し、変化があった=注意が必要な人にフラグを立て、そこを重点的に見るようにするイメージです。 それならば、日ごろから多忙で部下を見る時間が限られている上司でも対応が可能なはずです。

次は『特に丁寧な関わり方が必要な入社直後』についてご紹介いたします。

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特に丁寧な関わり方が必要な入社直後




出典:写真AC

部下が経験する最初の大きな「変化」となるのが、入社です。



新卒社員は当然ですが、中途入社であっても、入社してからしばらくの間は、部下を手厚く見ていかなければならない時期です。



少し前までは、4月に入社した新入社員が5月のゴールデンウィークを過ぎたころに会社を休みがちになったりするのを、「5月病」と呼んでいました。 しかし今は5月までもたず、4月のうちに休職・退職してしまう例も珍しくありません。



特に入社後の最初の1か月は、上司や先輩社員が丁寧に関わる必要があります。



新入社員には、新人研修などの一律のプログラムを実施しているところも多いと思いますが、同じ時期に同じ採用試験を経て入社してきた新入社員でも、個性や背景は一人ひとり様々です。



分かりやすい例で言えば、もともとその地域の出身で家族も友人も近くにいる人と、就職を機に親元を離れて一人暮らしを始めた人では、やはりストレスの度合いは異なります。そうした違いも考慮してサポートをするのが理想です。



また1か月を過ぎればほかの社員と同じ扱いというわけではなく、その後も半年後、一年後と定期的に「一人でストレスを抱えていないか」「不安・緊張が高まっていないか」と目配りをしていく必要があります。



私も過去には新入社員の離職で、苦い経験をしたことがあります。



あるとき採用した新入社員8人ほどのうち、3人が採用して半年も経たずに相次いで退職してしまったのです。
後から考えると、当社は東京・赤坂にありますが、辞めた3人はいずれも関西出身でした。
生活面も含めた環境の変化が、メンタルヘルスのリスクになっていたのだと思われます。



その反省を踏まえ、上司・先輩、部下・後輩という縦のつながりだけではなく、同期会を開く、部を越えて関西出身社員の交流会を設けるなど、ヨコやナナメにもさまざまなつながりを築ける仕組みを作ったところ、新人の離職が大幅に減少しました。



近年は、大卒の新入社員は「3年で3割辞める」というのが定説のようになっていますが、メンタルヘルスケアを充実させることで防げる離職は多いと感じています。



次は『メンタルヘルス不調をよぶ、注意したい局面2』についてご紹介いたします。

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次回は「上司が注意するべき、部下の反応」についてご紹介いたします。

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この記事の監修


 


株式会社Avenir
代表取締役 刀禰真之介

株式会社メンタルヘルステクノロジーズ代表取締役。
デロイトトーマツコンサルティング株式会社(現アビームコンサルティング)、UFJつばさ証券(現三菱UFJモルガン・スタンレー証券)株式会社、株式会社環境エネルギー投資などを経て、株式会社Miew(現メンタルヘルステクノロジーズ)を設立し、代表取締役に就任。その後、同社の100%子会社としてAvenirを発足し、代表取締役就任。

【著書】
部下の心が折れる前に読む本

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