シンポジウム 「学校にもウェルビーイングな風を~教職の魅力向上のために~」

シンポジウム開催にあたって

教職員の心身の健康が維持される職場環境の整備は喫緊の課題です。長時間労働など教職員の職場環境は厳しく、そのことが教員不足の一因と考えております。特に沖縄県については、精神疾患で一か月以上の病気休職に入る教職員の割合は14年連続全国一という深刻な現状が続いている状況です。

教職の魅力向上のためには、学校職場がウェルビーイングな場であること、つまり、安心・安全、そして信頼に満ちた場であることが求められます。そのような学校職場を実現するためには、教職員のメンタルヘルス対策の整備も重要になります。しかしメンタル疾患で病気休職を取得する教員は高止まりを続けています。

そういった状況を打破するため教職員のメンタルヘルス強化策の検討を、文部科学省との連携・協議を進めながら、(株)メンタルヘルステクノロジーズ社と共に教職員のメンタルヘルスプロジェクトを立ち上げました。

今回のシンポジウムでは、病気休職者を減らし、働く人にとってウェルビーイングな場にするために効果的な組織マネジメントや労働安全衛生体制の運用を進めている民間企業の先進事例を紹介するとともに、学校職場向けにカスタマイズするポイントを明らかにすることを目的としています。

皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

開催概要

日時 11月5日(土)13時~16時(開場:12時30分 開演:13時)
会場 那覇市 沖縄県教職員共済会八汐荘
主催者等 教職員のメンタルヘルスプロジェクト(リーダー:小川正人)
NPO法人「教育改革『共育の杜』」(理事長:藤川伸治)
協力 株式会社メンタルヘルステクノロジーズ株式会社日本教育新聞社
後援 文部科学省/総務省/沖縄県教育委員会/那覇市教育委員会/沖縄県小学校長会/同中学校長会/同高等学校長協会/同特別支援学校長会/琉球新報/沖縄タイムス、琉球朝日放送/NHK沖縄放送局/琉球放送/沖縄テレビ/ラジオ沖縄
お問い合わせ
担当
藤川 伸治

プログラム

主催者あいさつ

藤川 伸治 NPO法人共育の杜 理事長

基調講演教員の健康被害防止の取組みと基本的課題ー沖縄の公立学校教職員の健康を守るためにー

小川 正人 東京大学名誉教授・前中教審副会長

パネルディスカッション

パネリスト 市川 久浩 ヤフー株式会社グッドコンディション推進室室長
西本 裕輝 琉球大学教授
三宅 琢 産業医
上原 厚子 県立知念高校養護教諭
MC せやろがいおじさん 時事問題ユーチューバー